2004年06月14日

■おはなし勉強会(なら梨とり他)

ゆきんこ(ストーリーテリングについて)
マーシャとくま(ロシアの昔話)
なら梨とり(おはなしのろうそく6)
まめじかカンチルが穴に落ちる話(おはなしのろうそく8)
鼻たかだいこ(子どもに語る日本の昔話2)
エパミナンダス(おはなしのろうそく1)
スヌークスさん一家(おはなしのろうそく2)
ヤギとライオン(子どもに聞かせる世界の民話)

 
一人ひとりが話したあと、先生の講評をいただきました。
■ゆきんこ…出典は、どこにでもある本ではないが、場合によっては、「こういう絵本もあるよ」と『ゆきむすめ』(福音館書店)を子どもたちに紹介してもよい。
今回は、たき火の美しさを山場に据えて語ったが、子どもが授かった喜びを中心に語る人もいる。
■マーシャとくま…熊とマーシャのやりとりで、彼女の賢さを表現する。最後を引き立たせるためには、おじいさんとおばあさんが少女を可愛がっている様子を丁寧に語っておく。
■なら梨とり…言い方ひとつでお話の雰囲気ががらりと変わるので、気をつける。
例)ざらんざらん→実がたくさんなっている状況が伝わるように。
■まめじかカンチルが穴に落ちる話…お話を分析する。まめじかの大きさ、性格、他の動物との対比をきちんとイメージする。語り手の描き方が、聞き手にも伝わるので、カンチルに対する語り手の印象で、話もずいぶん変わってしまう。
■鼻たかだいこ…焦って先を急ぐと早口になる。後ろに座っている人まで声を届けるようにする。一番おもしろいと思うところを伝えるためには、そこまで丁寧に盛り上げていく。
■エパミナンダス…好んで語る人がたくさんいて、語り手の数だけ、お話の数もある、というようなお話。登場人物のイメージを語り手がはっきりと持つように。年齢により、その時その時を楽しむ子と、次の展開を予測して楽しむ子がいるので、語り方も変わってくる。
■スヌークスさん一家…印象が強烈なお話で、語り手の動作にぎょっとしてしまう子どももいるので、大げさになり過ぎないようにする。実際にろうそくを使う人もいる。
■ヤギとライオン…語り手は、お話に半分入って、半分入らない。(主人公の気持ちになりつつ、聞き手みんなを見る。)特に声色を使わなくても、言葉で怖さは伝わっていく。
 
お話の中に出てくる岩の大きさだとか、距離だとか、言葉として書かれてはいないけれど、お話に描かれている世界を聞き手に思い描いてもらうために、語り手が考えておかなければいけないことがあります。
私も、おはなしを覚える時には、まずはペチカの材質や形状を調べる等、資料収集に取り掛かります。
それがややもすると、お話の現場からリポート!してるような気分になってきて、もっと歌うようにやってみたいな、と思うことも。
でも、今日の講評により、きっちり分析してイメージを作っていくことはやはり大切だとわかりました。
繰り返し繰り返し読んでいると、書かれていなくてもこの部分はこうだろう、と見えてくることもあります。(語り手によって、ちょっとずつ違ってもOK♪)


posted by ひなっぺた at 16:47| Comment(2) | TrackBack(0) | おはなし会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
参考になります・・・(Kはこの中の一冊も読んだ事がない・・・のですが)
とにかく読み込み、本のじゃまをしない様に、意味を変えてしまわないように、充分注意しないとと思います。
Posted by 遠野おはなしきゃらばんK at 2004年06月14日 23:46
ふぅ〜、今日は小学校でおはなし会をしました。(緊張しました!)読みこみ語りこみって大事ですよね。私は実は、お風呂で練習してます(笑)
Posted by ひなっぺた at 2004年06月15日 13:47
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