水着のビキニは、ビキニというところで行われた核実験のように衝撃的、というのが語源だそうです。
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語源由来辞典それを知ったとき、被害を受けた人のことを思うと、あまりいい感じがしませんでした。
第五福竜丸が死の灰を浴びた、ということは、なんとなく聞いたことがありましたが、詳しくは知りませんでした。
今回、「ここが家だ」という絵本を読んで、初めて事実と向き合いました。
本の帯に
この物語が忘れられるのを
じっと待っている
人たちがいる。
とありました。
とても重みのある言葉です。
様々な理不尽なことに遭遇した人たちは、事件が人々に忘れられ、風化することを恐れます。
戦争、テロ、通り魔、列車事故…。
たくさんの報道に接し、私は悲しんだり憤ったりしていたはずです。
でも、まだ悲しみの中にいる人がいるというのに、忘れてしまっています。
そして、第五福竜丸の被爆については、忘れるどころか、そもそも知ろうとしていなかったのです。
ベン・シャーンの絵は、一つひとつが、そのテーマとなっている事件のことを知らなくても、心に訴えてくる素晴らしさがあります。
そして、アーサー・ビナードさんの文章も、説明調に陥らない、研ぎ澄まされたものです。
「おぼえている」という言葉の大切さを教えてくれる絵本です。
posted by ひなっぺた at 23:04|
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